10月 2012

ChordTrans ベータテスト終了

 ベータ版を公開後2週間たちましたが、特に不具合などは起こっていないようですので、「ChordTrans ver1.00」として正式公開させていただきました。

 正式版公開にあたって、一部のメニューの修正(CodeTransになっている部分がありました…)と、バージョン表記の変更( ver0.5 → ver1.00 )を行っています。

 今後も便利に使っていただければ幸いです。

 ※10/27 23:30 追記
 付属の書類に、OS X 10.8(Mountain Lion)をお使いの方に向けた案内、「For OS X 10.8 User.txt」を追加しました。

アンケートへのご協力ありがとうございます

 OS X 10.7Lion)とOS X 10.8Mountain Lion)におけるChordTransの動作状況ですが、「動作する」とのご報告をそれぞれ一件ずついただきまして、安心できました。

 これなら、より多くの人に使っていただけそうですね。

 また、ドキュメントの日本語ファイル名が文字化けしている、とのご報告を受けまして、Firefox15.0.1、Safari5.1.7でのダウンロードと、解凍を試してみましたが、こちらの環境(OS X 10.6.8)では文字化けは起こりませんでした…。
(解凍に使ったのは、OS10.6標準のZip解凍アプリ(おそらく
BOMArchiveHelper.app)と、StuffIt Expander13.0.3です)


 現在Zipファイルに含まれているドキュメントは次の3つです。

  • ReadMe.txt
  • ベータテスト版について.txt
  • 正規表現編集ガイド.rtf

 申し訳ありませんが、Zip解凍時に文字化けをしてしまった場合は、とりあえずこちらを参考にしてください。

 なお、今後もファイル名文字化けの報告があるようでしたら、配布ファイルを.dmg形式に変えようと思います。


 今回はご報告ありがとうございました。
 他にも、アプリの動作などでおかしな部分がありましたら、ご連絡お願いします。

実装しようとして挫折した機能など

 ChordTransについてですが、以下の機能は実装するのが難しそうだったので諦めました。

・テキストウインドウ内へのファイルドロップでテキストファイルを開く
・環境設定パネル内での操作取り消し(アンドゥ)


 また、テキストをコピー&ペーストした時にも、[A# or Bb]などの設定が即座に反映されるようにしたかったのですが、それをやろうとすると、「なにか文字を入力するたびに記号変換ルーチンが実行される」みたいな状況になって、重くなりそうだったのでやめました。

 プリント機能は、標準で用意されていたものを試したらうまく動いたので、そのまま残してあります。どういう仕組みで動いているのかは制作者にもわからないため、おまけ程度に思っていてください。

 それと、ChordTransでは、「ガベージコレクション」という、OS(?)が自動でメモリ管理をしてくれる機能を使っています。この機能、どうやらOS10.8を最後に廃止が決まってしまったようなので、ChordTransは今のままではOS10.9以降で動かない、という状況になりそうです…。

 その頃までにはOSを新しくして、Xcodeの最新版を導入しないとダメですね…。